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医学部突破レクチャー in 仙台

 今週の金曜日は仙台で医系論文の授業なのですが、翌日の午前は「医学部突破レクチャー」というイベントがあります(詳しくはリンクをクリックしてください)。その準備で夜中まで残業中です。 
 医系論文のキーワードを取り上げ、関連出題を紹介しつつ、解答のポイントを解説します。首都圏や北海道の皆さんは参加不能だと思いますが、仙台校の皆さんはぜひ参加してくださいね。
 でも、11/1と11/2は防衛医大の入試(一次試験)があります。それを受ける人たちも参加不能ですね。その人たちはがんばってそっちの方を突破し、小論文と面接のある二次試験に進んでください。
 ボクもおびただしい「仕事の山」を一日も早く突破したいものです。
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by sosronbun | 2008-10-29 01:51 | 医系論文

医療・福祉という「内需」

 あっという間に株価が急落し、世界恐慌というべき事態に突入した感があります。マネーゲームを楽しむ時間的かつ資金的な余裕も意志もないボクは、株価急落で何のダメージも受けずにすみました。しかし、そんな個人的レベルで安心している場合ではなく、社会・世界への深刻な影響を大いに憂慮しなければなりません。
 専門家が解説するように、そもそも最近の景気拡大は輸出と設備投資によるところが大きく、「内需」はずっと冷え込んだままでした。これをどう拡大していくかが、これからの経済を組み立てなおす課題の一つです。ただ、仮にさきざき景気への不安が低減したとしても、これだけ物質的に豊かで、かつ高齢化が進んだ社会で、かつてのような「内需」の拡大は容易ではないとボクは考えています。
 「内需」拡大の可能性があるとすれば、一つは、よく授業で話す「安全特需」でしょう。物質的には豊かですが、心が満ち足りていないという人は少なくありません。その人たちの不安をあおり続け、「これで不安が解消するかも」と思わせる商品・サービスを、「本当の自分」や「新しい自分」といった怪しいキャッチコピーを使って売りつけるのが「安全特需」です。
 ただ、それは「戦争特需」と同様で人間的にはあまり良い経済とは言えません。「安全特需」は人びとが不安であり続けないと成り立たない経済だからです。不安や不満を持ち続ける人生は決して健康とはいえません。
 それでは、それにかわる「内需」はあるのでしょうか?それが医療・福祉なのです。人は誰でも病み、老いていきます。また、生まれ、育つ中で障がいを得ることもあるでしょう。その中でいだく不安は、「安全特需」のように人為的につくられたものではなく、まったく自然なものです。そして、物質的にどんなに豊かになっても簡単に解消する不安ではありません。誰もが避けれられない生きること・死ぬことの不安に、人間を介して向き合っていくのが医療・福祉です。
 このように考えると、高齢化する社会や地域は「内需」の潜在能力がきわめて高いことに気づくでしょう。だから、「じじ」「ばば」が多くてもまったく悲観することはありません。問題はこの有望な「内需」を拡大する政策がとられてこなかったことにあります。それどころか財政悪化を錦の御旗に診療報酬や介護報酬が切り下げられてきました。これは医療・福祉の質を低下させるだけでなく、「内需」拡大の可能性を自らつぶす愚策といえます。
 ただ、診療報酬や介護報酬をあげることは容易ではありません。他の商品・サービスとは違って、医療・福祉の利用者が高い経費を負担することは現実的ではありません。だから、全国民が保険制度に加入し、広く薄く負担するようにしているのです。各人の保険料をあげるか、税金で補填するかしないと、診療報酬や介護報酬をあげることはできません。
 マンションや自動車だけでなく、医療・福祉という「生活必需」のサービスを国内経済の主要分野に位置づけることができるか否か、そのための国民負担はどうあるべきか・・・というように「この国のかたち」を変えるための議論を始めるべき時期にさしかかっているのかもしれません。
 以上のように、社会科学系論文の授業で話したことを、受験生にもわかるよう説明・表現したつもりですが・・・わかってくれたかな?
 
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by sosronbun | 2008-10-11 19:52 | 社会科学系論文

個人情報保護の講座

 あっという間に10月に突入。センター試験の受付けも始まり、受験生の皆さんも気を引き締めなおしていることでしょう。
 ボクも気合いを入れて「仕事の山」を一つずつ順調に(?)崩し始めていて、山の高さは富士山からようやく北岳くらいの高さになった感じです。大して変わってはいないのですが、懸案だった個人情報保護講座のテキストをほぼ書き上げたので少し気持ちは楽になりました。
 この講座は神奈川県とNPOとの協働事業です。神奈川県内の約8000の事業者を対象とした講座ですが、案内の送付や会場の確保を県が、テキスト作成を含めた講座の企画・運営をNPOが担います。それぞれが「強み」を活かし「弱み」を補って目的実現をめざす新しい仕事のやり方です。ボクが担当したテキストも「使い回し」ではなく、忙しい中であえぎながら新たに書き下ろしました。
 この講座専用のブログをつくったので以下に紹介します。さて、次は予備校の仕事にとりかかるか・・・「兼業」は楽しいけれどタイヘンです。

 ○個人情報保護講座のブログ
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by sosronbun | 2008-10-05 12:37 | 単なる雑談