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医系論文問題集を更新

 医系論文の問題集を更新しました。自治医科大学(2008年度)、慶應大学医学部(2006―2008年度)などです。それと、一部の問題に「解答のヒント」をつけています。夏休み中の自学自習に役立ててくださいね。なお、この問題集はボクの授業の受講生用なので、授業の際に示したユーザー名とパスワードが必要になります。

 ○医系論文問題集
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by sosronbun | 2008-07-31 10:32 | 医系論文

雷雨の中の壮行試合

 市谷校での医系高2論文の授業のあと国立競技場に行ってきました。サッカ-五輪代表の壮行試合です。内田のサイド攻撃と香川のドリブル&コーナーキックを楽しみにしてたのですが、調整中とはいえ相手はアルゼンチンですから・・・。防戦の場面が多かったものの、チャンスもありました。本番のグループリーグは強敵ばかりですが、なんとか「奇跡」を起こして、あまり期待していない人たちを驚かせてほしいものです。
 なお、この試合、後半開始早々から雨が降り始め、あっという間に豪雨になりました。ボクもスタンドから退散し、やむのを待っていたところ、ひときわ大きな雷鳴が・・・これで前代未聞の「雷雨中止」になりました。そう言えば、高校生のとき猛烈な雷雨(稲妻がヨコに走ってた…)の中で練習試合を強行し、ずぶ濡れ&泥だらけになったことがあります。そのときのことを思い出しました。
 さて、授業でときどき取り上げるNPO「ぐらす・かわさき」がホームページをリニューアルしました。川崎・登戸で空き店舗を利用した「たまり場」を運営しているNPOで、ボクも理事の一人で名づけ親でもあります。人間関係の希薄化が問題になる中で、こうしたスペースをあちこちに作っていけるといいなあと思っています。どんなところか以下をクリックしてのぞいてみてください。

 ○NPO「ぐらす・かわさき」のHP

 
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by sosronbun | 2008-07-29 23:30 | 単なる雑談

医学部受験生のためのエアチェック

 受験生だけでなく医療はみんなの最大の関心事です。ゆえにTVでも取り上げられることが多いのですが、NHKで医療に関する番組が予定されています。以下に番組ホームページへのリンクをはっておくので、関心のある人はみるか、録画をしてくださいね。

 □放送予定  2008年7月24日 (木)19:30~
 □チャンネル NHK総合テレビ
 □番組名   クローズアップ現代「医療を変える患者の“語り”」


 □放送予定  2008年7月26日 (土)22:25~
 □チャンネル NHK総合テレビ
 □番組名   ドキュメントにっぽんの現場「くり返すな 医療事故 ~京大病院 医師たちの闘い~」

 番組をみてみないとわかりませんが、後者の医療事故防止に関する番組はインシデント(ヒヤリハット事例)の共有化を取り上げたものと思われます。これは、有名なハインリッヒノの法則に基づくリスクマネージメントです。大事故を防ぐためには日常的に起きる軽微な事故を把握・分析し、対策を講じることが必要だ・・・というものです。ボクのホームページでも個人情報保護の分野で同様の試み(問題事例に学ぶ)を試験的に行っています。そっちも、みてね。

 
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by sosronbun | 2008-07-24 08:42 | 医系論文

問う能力

 慶大法「論述力」の2006年出題はいろいろな意味で良問です。まず、「確かに~しかし~」のようなマニュアル型の論文を封じ、設問を通じて論理(構成)とはどういうものかを示唆しています。こうした小論文の「書き方」にとどまらず、問う能力というテーマもgood!です。
 課題文は日本社会における問う能力の欠落を指摘し、その再開発を主張します。30年以上も前の文章ですが、その指摘は残念ながら現代でも通用します。この出題に解答した数多くの答案を読んで、それを実感しました。以下に答案の主要な問題を簡単に指摘しましょう。
 問うことは、相手の言葉を引き出すための働きかけです。そして、相手の言葉を問題の発見・分析・解決に役立てることが問うことの目的です。これを十分理解できていないのか、体感できていないからなのか、自分の考えを相手に示し、その確認を求めるような問い方が散見されました。
 容疑者を取り調べる刑事にたとえると、「オレはオマエが犯人だと思うけど、どう思う?」・・・こんな感じです。コイツが犯人だという「仮説」に基づいて、その証明に必要な相手の言葉(容疑者の供述)を引き出すことが問うことであり、問う前に証明には何が必要かを考える作業が必要不可欠です。問う能力の欠落はこの意味で考える能力の欠落なのかもしれません。
 もうひとつ気になったのが、問う事柄、対象等について私的関心の域を超えていないものがあったことです。設問では学術調査をすることを想定して、それについてどのように問うのか?とたずねています。「私が知りたいから・・・」だけでは、意味のある調査になりません。それを他者や社会・世界とつなげることが、調査の意味や価値を生み出していくのです。こうした社会的な意味や価値がみえない答案も散見されました。
 自分のことで「いっぱい、いっぱい」で、他者や社会・世界にコミットできていない人は受験生だけでなく大人にもたくさんいます。自己中心的な犯行として断罪される事件の多くは、まさに、この意味で人間として未熟であることを表しています。コミットの仕方は人それぞれですが、さまざまな経験を通じて社会性を身につけていくことも問う能力の再開発なのでしょう。
 いやな事件が続いていますが、これらもまた問う能力の欠落と無縁ではないのです。

 
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by sosronbun | 2008-07-23 09:51 | 社会科学系論文

京大経済の小論文

 間違いなく日本でもっとも難しい小論文試験です。過去5年分の問題を文系論文問題集に掲載しました。受験しない人も興味本位で、あるいは暑い夜にぐっすりと眠れるように、課題文だけでも読んでみてください。なお、アクセスにはユーザー名とパスワードが必要です。

 ○京大経済の小論文
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by sosronbun | 2008-07-15 22:56 | お知らせ

小論文のよくある質問

 夏期講習には初めて小論文の講座を受ける人もいます。そうした人たちのために小論文FAQ(よくある質問)をつくりました。カテゴリの「小論文FAQ」をクリックすれば入れます。また、以下に質問の内容に応じて整理したサブカテゴリへのリンクをはっておきます。これらの記事にない質問があったら、コメント欄を使って質問してね。

 ○小論文の書き方

 ○小論文の学習方法

 ○小論文の「俗説」を斬る

 ○小論文入試について
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by sosronbun | 2008-07-15 09:31 | お知らせ

夏期講習が始まります

 今日から夏期講習です。慶大法の小論文(論述力試験)対策をやります。
 小論文の出題は大学、学部、出題年度によって大きく異なるため、教わる側だけでなく教える側にも、何をどのように学んでいくのか不安と混乱があります。ボクの授業の基本は実に原則・常識的で、「相手を確実におさえて、もっとも有効な対策を講じること」です。ところが、どこで「ミスリード」されたのか、どのような問題でも一発で解答できるという「万能薬」(絶対的なマニュアルやネタ)を求める生徒さんが少なくありません。そんな先入観を「壊す」のが、今日の第1日目の仕事です。
 簡単には解くことができない「難問」は受験だけでなく、人生や社会にあふれています。イージーな対策に逃げ込まないで、難しさとしっかり向き合える強さ(タフさ)は、受験後も必要な「生きる力」です。講習の4日間では身につくほど簡単ではありませんが、はじめの一歩を踏み出し少しずつ進んでいきましょうね。
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by sosronbun | 2008-07-14 15:10 | お知らせ

市民活動団体への助成

 今日の午後は、市民活動団体に対する助成金の公開選考会がありました。ボクが理事をつとめるNPO「ぐらす・かわさき」の「ぐらすサポート基金」という助成事業です。1団体の上限10万円で5団体を募集したところ、なんと17団体も集まりました。ボクは選考委員会のメンバーとして、各団体のプレゼンを聞き、質問をし、採点をする役割です。
 と一口に言っても、実際にはなかなかタイヘンです。各団体が助成を受けたい事業の目的、内容、方法等を5分程度でプレゼンテーションをします。そして選考委員が分担して3分以内で質問をし、社会性、地域性、参加性、実現性の四つの観点から即座に採点するのです。それが17団体も延々と続くのです。応募団体の皆さんは表現方法も工夫して一生懸命にプレゼンするので、選考委員は一瞬たりとも気が抜けません。ほんとに疲れ果ててヘトヘトになりました。
 しかし、これは心地よい疲れでもありました。市民活動とは自分の思い(問題意識)を社会・世界につなげていく営みです。まさに社会科学系の演習テストで取り上げた「公民」が担う活動です。かつて柳田國男は日本人は「公民たりえていない」と嘆きましたが、川崎という小さな地域でもこんなにたくさんの「公民」に出会えたことが、ボクにとっては心地よかったのでしょう。最終的には以下の5団体を選考し、助成金の支出を決めましたが、予算が許せばすべての団体を助成したかった・・・。

 ○多摩応急手当普及会:AEDトレーナーの購入と救急講習会での活用
 
 ○NPO法人サイレント・サポート:精神障がい者への理解を進める学習会の開催
 
 ○のぼりとゆうえん隊:大学生の参加による「まち受信マップ」の作成
 
 ○世界のひろば:地域の外国人と交流する多文化カフェの開設
 
 ○若年性認知症グループどんどん:若年性認知症と向き合うための冊子の発行
 
 以上の事業費(今年度)はしめて50万円。それだけでも、いろいろなことができるんだなあ・・・と、お金を自分のこと以外にも使うことの面白さ(無限の可能性)を改めて実感しました。「ぐらすサポート資金」もまもなく枯渇します。「自分のためのお金」でなく、ましてや「お金のためのお金」ではなく、「他者や社会のためのお金」の流れをもっと大きくしたいものです。
 
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by sosronbun | 2008-07-12 23:10 | まじめコラム

ちょっと一休み

 今日の午後は千葉県の飯岡というところで旭市・銚子市の職員を対象とした講演をしてきました。情報公開と個人情報保護をテーマに約3時間。往復7時間近くかかるところなので、研修会場となりの温泉宿(真っ黒の鉱泉)に一泊することとしました。温泉につかり、おいしい魚をいただきました。
 リニュアル・オープンしたばかりで部屋はきれいですが、内装材の「化学物質臭」がきつい・・そこで、窓を開け放しにしています。海沿いの幹線道路沿いなので、ときどきトラックの音がすごいですが、この時間になると交通量も減って、今夜は波の音を聞きつつ、たまった疲れをとることにします。
 このところ仕事に追われ休みが取れなかったので、ここらでちょっと一休み。来週からの夏期講習や山積するNPOの仕事に備えまあーす。と思ってたら、「連載原稿はまだですか?」とのメールが・・・008.gif
 明日がんばるからね066.gif
 受験生の皆さんも、ときには、ちょっと一休みして、「夏」に備えてください。
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by sosronbun | 2008-07-10 23:35 | 単なる雑談

早大商9月入試

 早稲田大学商学部は2006年度から9月入試を行っています。入試科目は英語・国語と小論文または数学で、地歴がないのが特色。募集人員も50名と少なくありません。はからずも「浪人」となった高卒生にはチャンスかも。詳しくは以下のリンクをクリックしてください。

  ○2008年度 商学部9月入学試験について

 ボクの授業を受けていた生徒さんが2年前の入試に合格し、復元合格答案をつくってくれました。「文系論文問題集」に載せておきます。授業時にお知らせしたユーザー名とパスワードを使ってアクセスしてください。
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by sosronbun | 2008-07-08 12:25 | 社会科学系論文