カテゴリ:過去の記事( 44 )

駿台が解答速報をアップ

 他校に先駆けて駿台が東大後期の解答速報をアップしました。他校とは違い、「たたき台」や「海図」がない中での答案作成です。それなりの苦労もありますが、逆に白地に絵を書く楽しさがあります。他人がやっていないことをやるのが好きなボクは、昨晩中にノリノリで一気に答案を書き上げました。駿台の他の2人の先生の答案も読み応えがあると思います。受験生には難しいかもしれませんが、下記をクリックして正真正銘の日本一早い解答速報をぜひ読んでみてくださいね。

 ○駿台の解答速報
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by sosronbun | 2008-03-15 00:28 | 過去の記事

日本一早い東大後期の速報

 後期受験した皆さん、ホントに、ホントに、ホントに、お疲れさまでした。ボクの担当は「総合科目Ⅲ」ですが、「ホントに」をもっともっと繰り返しても良いくらいの難敵でしたね。ここで簡単にコメントしますが、詳しくは明日夜にアップされる駿台の解答速報を読んでください。
 問題は2問ありました。
 第1問は某宗教団体信者の輸血拒否をめぐる高裁判決が課題文(?)で、問1でその要旨(判決の判断と理由)を説明し、問2で傍線部の見解(自己の生命の喪失につながるような自己決定権は認められない)についての考えを理由を示しつつ述べるというものです。
 第2問は思春期の「自己」に関する課題文で、問1が傍線部(まさに「自己」とは一個の他者なのである)の意味を説明し、問2で筆者の主張についての賛否を具体的な理由をあげて述べるというものです。
 第1問も第2問も問1は制限字数が明記されず、解答用紙には縦書きの枠だけが示されています。また、問2については600字(第1問)と1000字(第2問)の字数が指定されています。難敵だったというのは、これだけの分量の問題を120分で仕上げなければならなかったからです。もっと「ゆるい」だろうというボクの想定は見事にはずれました。ゴメンね・・・
 ともに理解力に基づく思考力(論理性と独自性)が試される出題ですが、第1問は論理性に第2問は独自性に重点があり、アタマの切り替えが必要な問題だったといえます。課題文の内容は試行問題に比べて簡単になっていますが、このように異なるタイプの解答を120分で仕上げるのはほとんどの受験生にとって至難だったはずです。
 同業他社の方もこのブログを読んでいるかもしれないので、ここから先(解答のポイント)は残念ながら「企業秘密」です。いま予備校外の仕事がかなり忙しいので、ボクはこれからサクサクと解答例を仕上げてしまう予定です。受験生の皆さんは、駿台の解答速報を待っていてくださいね。ホントに疲れたと思うので、今日はぐっすり眠ってください。
  
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by sosronbun | 2008-03-13 23:35 | 過去の記事

明日の後期試験 がんばってね

 いよいよ明日は後期試験です。東大は新方式になって初めての後期試験ですが、どのような問題が出るのでしょうか。試行問題をみるかぎりは、課題文の理解に基づく論述という基本をはずさないでしょうから、東大を受ける人は落ち着いて望んでください。
 一橋大学は現在の方式での後期試験は最後です。そのため奇問・難問の類を避け、各学部の傾向に沿った出題になると思います。最後に過去問に目を通して、設問に対応した解答をイメージして、試験にのぞんでください。
 ほとんどの人がこれで最後の試験だと思います。これまでの培ってきた力を、余すことなく発揮しましょう!
 
 PS.今年の東大の後期試験については、明日の夜にでも簡単なコメントができるかもしれません。
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by sosronbun | 2008-03-12 16:04 | 過去の記事

一橋後期・商学部

 コメント欄のkuroさんの質問に答える形で簡単なコメントします。
 一橋後期・商学部の字数は、要約400字、論述1400字です。課題文との対話を求める点で法学部と同じですが、論述が1400字(法学部は800字)と長いのが特徴です。字数が長いということは多くの受験生が「息切れ」するということで、論述で大きな差がつくと思われます。なお、課題文は平易なので、要約では大きな差が出ません。
 さて、kuroさんがチャレンジした2007年の問題ですが、設問は、まず筆者の「時間の新たな景観」についての要約を求めています。全文要約ではなく、「時間の新たな景観」が何であるかがわかるようにまとめる部分要約といえます。字数は400字しかないので、かつては○○のような時間意識があったが、現代は☆☆のような時間意識が登場している・・・という感じで、新旧の対比と、とりわけ「新」の内容を説明できれば十分です。不慣れな人は課題文のすべてを理解・再現しようとするため混乱するので、このように要約のポイントをしぼるようにしましょう。
 次に、1400字の論述ですが、要約を通じて主題・論点が設定されているので、それを確認して自分の判断を示し、その理由、内容、課題等の説明を掘り下げることが基本です。必要に応じて具体例をあげ、これらの説明に活かすことも考えておきましょう。筆者は「時間の新たな景観」として「個人的な時間」「高速化・不規則化」「連続型への変化」をあげています。このすべてにコメントするのではなく、いずれかに焦点をしぼって事実認識や価値判断を示していくようにしてください。
 「連続型への変化」はコンビニを筆頭に身のまわりに無数に見られます。それを当たり前の風景としてながめるのではなく、何か問題はないか考えてみましょう。コンビニ等の具体例をあげて問題発見をして、それについて価値判断(良いか悪いか)ができればペンは動き出すはずです。
 たとえば、ボクならば、あえてコンビニの24時間営業に反対します。環境負荷という点でも問題がありますが、それ以上に、そこで働く人たちのことを考えるからです。ボクの家の近くのコンビニの店長が過労死しました。24時間営業ですから、通夜や葬式も満足にできず遺族は葬式の翌日からすぐに働き始めたそうです。ビジネスではなく人間に視点を置くことで、社会や世界は違って見えてきます。そして、このように多くの人が当たり前と考えることを「疑う」ことで思考は広がります。
 こうした自分なりの問題発見とそこからの思考の深化がなければ1400字は埋まりません。どう書くかではなく、何を書くかが肝心です。感じたこと、考えたことを整理して書けば良いので、少し肩の力を抜いて楽しむくらいの気持ちの方が良いかもしれません。
 以上のことを参考に、再チャレンジしてみてください。
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by sosronbun | 2008-03-07 22:05 | 過去の記事

一橋大法後期 昨年の合格者

 昨年度の受講生で一橋大法後期に合格した人が送ってくれたレポートです。参考までに掲載します。
 この学部の特色は、問Ⅰの要約の主題・論点が不明な点です。しかし、要約内容と論述が対応していなければならないので、要約の主題・論点は問Ⅱに示唆されているといえます(例外もありますが・・・)。
 昨年の問Ⅱの主題・論点は「市民社会」でした。その点で合格者が、問1の要約で「特に市民社会のことについて詳しく書いた」のは正解です。また、論述の内容は「社会の実情に照らして」「今後どのように発展させていくべきか」という設問に対応し、流れもしっかりしています。これに対して、対策が不十分な受験生は、まず要約で的(主題・論点)をしぼれず、あせるあまり設問を外した論述になってしまったと思われます。
 要約を通じて課題文・筆者の問題提起・論点整理をおさえ、それに対する見解を掘り下げていく・・・そうした「基本」に忠実な対策をしましょう。そうすれば、今年はあなたが合格者になるはずです。

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要約はいつも通りという感じです。余分なところは思いっきり省いて、特に市民社会のことについて詳しく書いたと思います。

論述の方は、日本の社会について論じるとことわった上で書きました。

まず、日本社会の実情ついて閉鎖的な性質を挙げて、裁判が限られた人々の間で行われていること、企業の汚職を例に出しました。
そして、この閉鎖性の打開策として、陪審員制度や情報公開が現在進められていることを出しました。
しかし、このような動きがあっても国民が社会をよりよいものにしようと思わなければ、真の市民社会にはならないとして、
最近の投票率の低下を例に、日本国民の政治的無関心を指摘しました。
最後に、この問題を解決するために、国民にもわかりやすい政治を行うべき、とまとめたと思います。タレント議員etcについてまで言及したかは覚えてません。。。
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by sosronbun | 2008-03-04 22:24 | 過去の記事

一橋大後期の問題集

 問題集blogに置いといた一橋大後期の問題集を更新しました。全学部の2001~2007年の出題を掲載しています。受験する学部はもちろん、他の学部の問題も参考になるので読んでおきましょう。なお、問題集blogは授業のときに板書したユーザー名とパスワードが必要です。
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by sosronbun | 2008-03-03 23:14 | 過去の記事

東大後期対策として

 東大後期は今年から理三を除き全科共通で実施されます。そのうちの日本語の論文試験(総合科目Ⅲ)について、大学は「文化、社会、科学等に関する問題について論述させ、理解力・思考力・表現力を見る」試験だと説明しています。
 参考として、大学は「試行問題」を提示するだけで、他にどのような出題があのか見当がつきません。そこで、以下の文章を紹介しておきます。タイトルは「理系の文化」となっていますが、内容は平易で文化・理科に関係なく取り組めるテーマ・課題文といえます。以下にリンクを張っておくので、まずは読んで、自分の考えをまとめてみましょう。

 ○小笠原正明「理系の文化」高等教育ジャーナル(北大),第1 号(1996)
 
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by sosronbun | 2008-03-02 08:22 | 過去の記事

問題集blogへのリンク

 最終週の授業で、オリジナル問題と主要大学の既出問題を掲載した問題集blogの案内をしました。このblogにも以下にリンクを貼っておきます。なお、受講生向けのサービスなので、アクセスには授業で告知したユーザー名とパスワードが必要です。

 ●SOS論文問題集・・・Link
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by sosronbun | 2008-02-29 15:38 | 過去の記事

東大・一橋の後期対策は?

 国公立大学を受けた皆さん、まずは、お疲れさまでした。皆さんの努力が実り、良い結果になることを祈ります。ただ、「念のため後期対策もしておきたい」という人がいるかもれません。その人たちへの情報提供をします。
 あえて、良くないたとえを使いますが、「おぼれる者はわらをもつかむ」のではいけません。「わら」というのは小論文のマニュアル本やネタ本のことです。とりわけ、小論文対策をしてこなかった受験生が「ピンチ」に陥り、あわてて後期対策を講じようとすると「わら」にすがろうとします。これまで、この時期に、そうした受験生と数多く接してきました。
 じゃあ、どうするのか?まず確認しておきたいことは、受験に限らず対策とういものは相手に対応していなければなりません(この点で、ワンパターンのマニュアル本は「失格」「却下」なのです)。つまり、過去問がある場合は、それをしっかりと読み解き、何をどのように書けば良いのか実際にやってみることです。
 一橋大の場合は、過去問をみればわかりますが、学部によって出題形式や字数が若干異なります。自分が出願した学部について問題を入手し、傾向をしっかり把握しておきましょう。問題集blogに2001年以降の過去問を掲載してあります。ただし、諸般の事情から、ボクの授業の生徒しかアクセスできません。
 東大の場合は、ちょっと「やっかい」です。今年から後期試験は理3を除く全学部共通になり、過去問がないからです。知っていると思いますが、「試行テスト問題」を公開しているので、まずはそれに取り組んでみてください。ただし、この問題はけっこう難解です。念のため以下にリンクをはっておきますね。

 ○東大後期「試行テスト問題」

 このようにblogを公開しているわけですから、ボクの授業をとっていない人の質問にも答えます。質問はコメント欄を利用してください。
 「果報は寝て待て」なので、今日はぐっすり休んで、後期対策が必要な人は明日から「再起動」してください。後期試験までの時間は十分にあるので、あわてて「わら」をつかまないようにしましょうね。
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by sosronbun | 2008-02-26 21:24 | 過去の記事

合格した人へのお願い

 ぼちぼちと入試の結果が出始めているようですね。合格した人は、おめでとうございます!
 残念な結果に終わった人は、結果をまっすぐに受け止めて、悔しさを今後の人生のエネルギーにしてください。ボクは入試だけじゃなく、市長選挙(?!)に落ちたことまであります。悔しい思いもしましたが、いろいろな人に助けられて今も何とか生きています。受験生の皆さんは若いのですから、自分の意思と努力で将来をどのように変えることもできるはずです。大きなため息をついたら、また前を向いて歩き始めていきましょう。
 さて、合格した人にお願いがあります。入試本番で書いた答案を再現してほしいのです。この「復元合格答案」は後輩の学習に役立つもので、ブログでも掲載・紹介してきました。正確な再現・復元ではなく、「だいたい、こんな感じ」というレベルでOK。すべての入試が終わってからでも大丈夫なので、協力してね。
 協力してくれる人は、以下の要領でお願いします。

 ○メールの場合 sosronbun@yahoo.co.jp まで送ってください

 ○手書きの場合 予備校を通じて「論文科・奥津」に転送を依頼してください

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by sosronbun | 2008-02-23 22:43 | 過去の記事